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Hoofddorp Station

 オランダ・アムステルダムのスキポール空港は、ヨーロッパ有数の巨大な空港だが、その割とスムーズで、飛行機を降りてから列車に乗るまでの時間が短くて済む。なので、2時間弱の乗り継ぎの待ち時間を利用して、鉄道旅行!流石にこれは無茶かもしれない・・・

 入国審査官のおばさんに、珍しく質問された。「オランダのどこに行くのか」と。困ってしまって、「乗り継ぎの間、空港周辺をうろうろしたい」「待ち時間はどれぐらいか」「2時間だけ」「それでは無理だ、ここは大きな空港で、出国審査やセキュリティーチェックにも時間がかかるよ、中で待っていなさい」と、入れてくれない感じ。多分、半分親切のつもりなのだろうが、それでも最後は、入国するか否か、決めるのはあなた、という感じで、どうするかと聞いてきたので、「イエス」と言うと、スタンプを押してあっさり通してくれた。

 最近確かに各地の空港のセキュリティーが厳しくなっていて、昔に比べて飛行機に乗るまでの時間がかかるようになっている。それでも2時間あれば、アムステルダム中央駅まで往復して、中央駅付近の運河の雰囲気にちょっと浸って戻ってくることもできる。しかし何度も行っているそのような場所ではなく、反対方向に行こうと思って時刻表を見る。3駅目がライデンで、そのあたりまで行って戻ってくるのはさして難しそうではないが、本数が少ないので、あまりに慌しいのもなんだなと思い、スキポールの隣駅、Hoofddorp(ホーフトドルプ)という所にとどめることにした。昨年、パリで飛行機に乗り遅れたばかりなので、きわどいことをするのはやはりちょっと心配という気持ちもある。こんな遊びで乗り遅れたのではしゃれにもならん。

 というわけで、まず券売機で往復切符を買う。3ユーロ。1駅だから安いとは言えないが、まあこんなもの。すぐに2輛編成の短い、Hoofddorp止まりの列車が入ってくるので乗る。そういう列車があるため、ここまでならば本数も多い。


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 残念ながら、面白い場所ではなかった。まあ、空港の近くだし、あまり期待はしていなかったが、駅周辺には商店すらなく、無機質な感じの駅の周囲は、ただただ近代的なオフィスビルばかり。それもトマスクックだとかキャノンだとか、一流企業も多く、国際都市アムステルダムの空港に近いビジネスパークになっているようであった。

 あとは駅にバスがかなり頻繁に発着している。折から夕方、ここからバスで郊外の住宅地へと帰宅するオランダ人にも、この駅はかなり利用されているのであろう。このあたりで勤務を終えて帰宅するビジネスマンも、この時間、ある程度の乗車がある。そんな場所であった。


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 ホームがえらく長い。その長いホームの一番スキポール寄りから歩いて来る人が時々いるので、行ってみると、そこにも、もう一つの出口がある。人が行き来していなければ、あちらにも出口があるとは想像つかない。そちらは落書きの多い階段を下りて下の道路へ出るだけであった。改札口のない欧州の鉄道では、こうして出入口を増やすのも容易だ。それでもその高架下に自動券売機は置いてあった。
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by railwaytrip | 2005-07-11 18:10 | オランダ