東武日光線・北鹿沼駅

 東武鉄道のサイトによれば、この駅の一日の乗降客数は90人で、東武全駅中の最下位であり、乗降客数100人未満の唯一の駅でもある。名鉄では最近、この人数規模の駅2駅を廃駅にしている。さてどんな所か、期待高まる。

 人家も稀な寂しい駅を期待していたが、思ったほどではない。駅前にも人家がそこそこあり、駅の跨線橋から新鹿沼方面を見ると、丘の中腹に結構びっしりと住宅も。但しあのあたりの住人は恐らくこの駅は利用していないだろうが。


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 勿論無人駅で、古びた木造駅舎の味わいが良い。昔は駅員がいて切符を売っており、改札口で鋏を入れていたわけで、その名残の一つ一つが良く残されている。さらに、駅舎の隣に離れのような、これまた木造の古いトイレ(写真右上)。中も汲み取り式で、考えてみればこういったトイレ、昔は珍しくなかったけど、今ではこれも希少価値かもしれない。

 駅のすぐ近くの雑貨屋が、切符の委託販売所となっていたが、その店が最近休業か廃業したらしく、実際、シャッターが閉まっていた。そのため、駅には「切符は車内でお求め下さい」との割と新しい貼り紙があった。


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 この区間の東武鉄道は、日中の普通列車は1時間に1本の運転で、2輛編成の短い電車が僅かな客を乗せて行き来している。北千住方面でみる姿とは違う、ローカル線としての東武鉄道の姿がここには見られる。
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by railwaytrip | 2005-06-20 13:20 | 関東地方


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