日豊本線・小倉~別府

 梅雨末期のこととて、午後から大雨の予報だったが、広島から博多への移動途中、ちょっと余った時間で往復してきた。実は、大分の少し先まで往復する時間がある筈だったが、途中から雨が強まり、列車が徐行運転となり遅れ始めたので、別府に着いた時点で先へ行くのを断念し、引き返すことにしたのであった。

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 南小倉は、小倉から2駅目だが、小さな島式ホーム1面の駅で、周囲は住宅地と見受けられた。この先の下曽根などは、駅付近に郊外型の大ショッピングセンターができていて、昔と様相が大きく変わっていたが、小倉に近いこの駅あたりの方が、むしろ余り変わっていないように思われた。次の城野も比較的昔の面影が濃いかもしれない。

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 行橋は、前に降りたのがいつだったか思い出せないが、このような高架駅ではなかったのは確かだから、割と最近、高架化されたのであろう。かなり新しくて綺麗な、立派な駅であった。元国鉄田川線の平成筑豊鉄道が、4番線のホームの一角を切り欠いたような5番ホームから出るようになっている。JRが4番線までの長いホームを持つのと対照的であった。

 小倉~行橋間は、かなり都市近郊鉄道という感じになっているが、行橋の先、新田原あたりを過ぎると、ローカルな小駅も現れ、ちょっと旅情が湧いてくる。駅も、高架化された中津を除けば、昔ながらのスタイルを良くとどめており、好感が持てた。

 高架の中津から、津で終わる駅が、東中津、今津、天津と、4駅連続するのが面白い。海に沿った地域だから、~津という地名が多いのは不思議ではないが、こういう駅名が続くと、それぞれの駅の特色なども混乱しやすいのは不思議なことだ。

 ローマ宇で書くとUSAとなり、アメリカ人が喜ぶという宇佐は、宇佐天満宮を象徴してか、柱などに赤色を多用した情緒のある駅である。しかしここは駅が市街地と離れていることもあり、利用者はあまり多くないようであった。

 この区間のハイライトは、国東半島のたもとを横切る、宇佐~杵築間であろうか。西屋敷、立石のあたりはかなりひなびた風情が感じられた。

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 杵築は、風格の溢れる昔ながらの駅であった。そもそもこの駅は昔から、杵築市の市街地とはかなり離れた寂しい場所にあり、車が今ほど一般的でなかった昔は、駅から「杵築市行き」のバスが連絡していたのである。今は駅のそばに有料駐車場がいくつかあり、パーク・アンド・ライドがそこそこの利用度と見受けられた。別府・大分方面への通勤者であろうか。

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 亀川は、大分・別府の郊外といった感じの駅で、このあたりでもご覧の通り、駅裏に高層マンションが建っている。特急が停まらない駅の中では比較的大きく、乗降客もそこそこ多い。この先、別府までは、海に沿っているものの、建物も目立つ地方都市といった感じの沿線である。
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by railwaytrip | 2005-07-09 11:20 | 九州・沖縄地方


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